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巡査長の退職金ゼロに=両親が受け取り放棄-女性射殺・自殺



巡査長が女性を射殺した後自殺した事件で、巡査長のご両親が辞退したため退職金が支払われないことになったそうです。

 東京都国分寺市のアパートで、警視庁立川署地域課の友野秀和巡査長(40)が居住者の飲食店従業員佐藤陽子さん(32)を射殺し、自殺した事件で、同庁は1日、巡査長の両親が退職金1200万円強の受け取りを放棄し、実際に支払われなくなったことを明らかにした。両親が同日付の書面で同庁に通知した。 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070901-00000095-jij-soci

警察官が犯罪を犯したことだけでも問題なわけですが、その後自殺すると退職金が出る-このことに違和感を覚える人は多い、と言うより違和感を覚えない人はいないんじゃないかな。

射殺巡査長の退職金は「論外」 石原都知事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070901-00000053-san-soci

 警視庁立川署の巡査長が女性射殺後に自殺した事件で、東京都の石原慎太郎知事は31日の定例会見で、「死亡退職扱い」として巡査長に退職金が支払われることについて、「論外だと思います。人を殺しているんだから」と述べた。
 退職金の支給は都条例が根拠になっていることにも、石原知事は「条例があるから退職金を払うのは信じられないし、非常に違和感を覚えます。警察の沽券(こけん)にかかわるので、しっかり考えてもらわないと困る」と強調した。

石原都知事の意見はもっともだと思うし、「条例があるから払うのは信じられない」と言うのは多くの人が感じることだと思います。

ただ、退職金が実際には支払われなくなったのはご両親の辞退と言う形をとったことはどうもスッキリしないんですよね。

射殺巡査長事件 「退職金1200万円」に批判殺到
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070828-00000912-san-soci

 最も多かったのが「批判」に関するもので、全体の3割弱ほど。内容は「事実を全部明らかにしろ」「警察は信用できない」「何のための警察だ」など。
 友野巡査長は死亡退職扱いになり、条例の規定で約1200万円の退職金が遺族に支払われることから、「退職金の受け取りについて」が「批判」に次いで多く、2割弱を占めた。ただ、「すでに遺族が被害者に退職金を渡す意向を示している」と伝えると大半は納得したという。

もちろん、批判は当然だけど、ご両親が辞退しないと退職金は支払われたわけですよね。ご両親が受け取って被害者に渡す、と言うのであれば批判していても納得する人も多かったとのことですが、本来は支払われるべきではないし、被害者への賠償その他は別の問題だと思います。

今回はご両親が辞退されたことで何となく決着、みたいな形になってますが、仮に辞退しなかったら、今度は巡査長のご両親に非難が殺到したことも考えられるし… 誰かの自発的な行為を待つまでもなく退職金が支払われないようにすべきじゃないのかな。

法律・条例はもともとこんなことを想定してなかっただろうし、法律や条例に決まりがない以上、退職金は支払われてしまうのかも知れないけれど、石原都知事の言うように「信じられない」と言うのが普通の人の感情だと思います。

こんなとき、多くの人が納得するようなうまい形をとれないのかな。巡査長の犯罪もそうだけど、その結末についても考えさせられる事件でした。




Posted by ふう&まい : 18:47 | Comments (0) | Trackbacks (0) | 今日もし・あ・わ・せTop ▲

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